スマホの消えた日 01

全世界からスマートフォンが消えたのは、まだ初夏の風が少し残った7月の暖かな日だった。 その日はようやく大学の期末試験も終わり、これから過ごすであろう大学二年生の怠惰な夏を物憂げに予想していた時だったような気がする。 「……スマホがない」 枕もと…

言葉

伝わらないなら言葉なんて意味がない

ピアノの音

ピアノの音が好き ピアノの音はとても美しく物悲しい 誰も訪れないウェブサイトを尋ねる時のように 人は孤独から逃げられないことをはっきりとわからせてくれる 自分の感覚も肉体もないまま、ただ意識だけが暗い棺桶のなかに閉じ込められている ふと、人間の…

なりたい

「飄々とした」とか 「超然とした」みたいな言葉が好き。 なにも固執せず、誇らず、怒らない 落胆したり、取り乱したりしない 目に見えることよりも 目に見えないことを求めていたい。 本物を見極める審美眼。 それを支えるための知識も。 惑わされないため…

生きる上で引っかかる哲学的5つの壁

自分なりに生きるうえでどうしても超えられない5つの問題をまとめたので書く 懐疑論 「この世界は実は全部ウソだったり妄想だったりするかもしれない」という疑問を懐疑論といって、この世に絶対に正しいものということが無い(のかもしれない)ということを…

愛と性欲

今朝の夢見 僕は女で私は男だった。お互いセックスしてた。 女であることとはどういうことだろう、男であることとはどういうことだろう? 女、男っていうのは二次性質であって、実在の本質ではないと思う。 『人間』という存在に便宜上つけられただけのノミ…

エバーグリーン、浮かんだ言葉

1. 優しさ、誠実さ、信念。愛。 誠実でありたい、全てにおいて。 1.1 誠実であるということは真面目であるということ。 自分より相手のことを考え、無償の愛を与えること。 誠実な優しさっていうのは見返りを求めてはいけない。 1.2 神様になりたい…

7/21

‪夏の朝靄‬‪滲んだ青が架かる午前5時‬‪煙草の紫煙がすぅと目の端に立ち消え‬‪ビルの屋上、景色は茫漠と都会の海‬‪自由落下する灰色、風に煽られて溶ける‬‪青白む月は落ち、やがて茜さす頃‬‪くすんだ赤と青の色彩が世界に満ちる‬‪煙草の紫煙は空の紫と混じり…

夏 6/5

今年の夏は夏らしい夏になってほしいなぁでもそれは普通の夏でいい蒸し暑くて過ごしにくい暑さ遠くから聞こえる喧騒夕方から上がる花火をベランダから遠目に見て冷えたアイスコーヒーと煙草と一緒に日に日に伝えたいことが薄れていくから何を書けばいいのか…

6/1

冷たい夜に別れを告げて次は何をすればいいだろうひとつひとつを大切に終わらせていく積み重ねたものが生きた証ならね人の望みも喜びもすべてを受け入れて主のもとに旅立つ日はいつ来るだろう案外明日だったりするかも死について考えるたびに怖くなるけどそ…

5/28

踏み出さなきゃいけないのは常に自分いい加減な言い訳を並べていろんなことから逃げて来たから意味や価値は見出せないけれど淡く感じるものはあるまだ感覚は死んでいないから

5/22

救世主になんかなりたくないホントは

世界の色

世界には色があるんだって知りたい 淡い青も眩しい白も鮮烈な赤も煌めく黄色も深い緑も底が見えないような黒も いつの間にか濁って灰色になってしまった私の水晶体でも 世界の色が見えるって自信を持って言えたら 訪れる最後を胸を張って迎えられるだろう だ…